すこやかな生き方のすすめ

『すこやかな生き方のすすめ』桜井章一 よしもとばなな
とにかく感覚がビンビンな雀鬼の桜井会長と、正直でウソのない作家のよしもとばななさん。 飾らない2人の語る、人間の素直さや「スケベ心」。
・「感じる力」
会長は話します。
「コミュニケーションって、“はい、投げるよ”と言って投げたり、受け取ったりする関係ではダメなんです。不意に背中からボールがきても、気配を感じて振り向いてキャッチする、そういう感覚で、人とつきかっているか、ということです。」
「赤ちゃんが発している「共感」を感じるか、感じないか。たとえ、抱っこしていても、親の関心が子供からよそに移ったら、それは子供を捨ててたと同じことですから。」
それは、今しかないものを与えあうことの大事さと、難しさ。なのかもしれない。